【白井一幸さんの存在承認】

愛知県、岐阜県美濃地方、三重県北勢地方で主に活動をしています、定着率カイゼン講師(特定社会保険労務士、行政書士)、承認ファシリテーターの岡戸久敏です。(名古屋・西三河・知多の特定社会保険労務士 – おかど社会保険労務士事務所 (https://sr-hokado.jp))
日経トップリーダー2025年2月号。
白井一幸さんの「世界一のチームビルディング」というコラムで、
(白井一幸さんは、元北海道日本ハムファイターズのプロ野球選手で、
2023年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、
「侍ジャパン」のヘッドコーチを務めた方です。)
以下、書かれているコラムの内容を抜粋(一部略。一部改変。)します。
多くの選手は誰もいないところでコツコツ努力を重ねているものです。
うまくなるため、成功するために努力しているんです。けれどなかなか認めてもらえない。
その努力をコーチが認め、励ますと何が起きるでしょう。
選手は「このひとは結果だけでなく、日頃の取り組みをちゃんと見てくれる人なんだ」と感じます。
これを「承認」と言います。
相手の存在を肯定的に認め、言葉や態度に表すのです。
“相手の存在そのもの”を「承認」することが大切なのです。
この言葉を読んで、私が大切にしているデライトさんの「承認力向上」そのものだと、
すぐに感じました。
「承認力向上」では、”存在承認”、”行動承認”、”結果承認”と、
3つに「承認」を整理しています。
3つの「承認」のいずれも、大事なのですが、
人は、自分は”存在”していいのだ、
自分の”存在”はかけがえのないものなんだ。
この自己肯定感がなくなっていくと、
生きていく自信を失ってしまいます。
自分が自信を失っていたら、
唯一無二の自分の”存在”を大切に考えてみましょう。
家族や信頼できる友人に頼んで、
“存在承認”をしてもらうと良いです。
部下や同僚、友達、家族が、
自信を失っているなあと感じたら、
まずは、”存在承認”の声掛けをしてあげてくださいね。
更に、コラムでは、
「栗山監督は信じて、任せて、感謝するというサイクルから一歩も下りない男です。」
何十年もの付き合いですが、
彼(栗山監督)から選手の悪口や批判を一切聞いたことがありません。
どんな時でも、人のいいところに焦点を合わせ「承認」します。
そして、「君なら必ずできる」と期待を伝えます。
我々は、信じると言うものの、任せるのが苦手。
「信じる」と「任せる」は、セット。
任せることが大事なのです。
素晴らしい言葉です。
任せるということは、”相手の存在”を承認することですね。
白井一幸さん、いいお話しをありがとうございます。
「承認」は素晴らしいなあと、改めて、感じ入りました。
ありがとうございます。感謝です。