【「上司 豊田章男 トヨタらしさを取り戻す闘い 5012日の全記録」が届きました】

10月12日の新聞に、本の広告があり、即購入です。
題名から、豊田章男さんのトヨタ社長時代のことが書かれていると、直感しました。
豊田章男さんは、創業家の御曹司と言われたけれど、トヨタを変えた人、変えた方というイメージがとても強いです。
「もっといいクルマをつくろうよ」
「作業着で決算発表会に出る人」
「工場視察に作業着で行く人」
「リコール問題を凄まじいトヨタ愛で乗り切った人」
「リーマンショックからV字回復しても、トヨタはこのままでは、潰れると言い続けた人」
「モリゾーという名前で、レーシングカーを乗る人」
表紙を見ただけで、いろいろエピソードが浮かんできます。
その中でも、「ピンククラウン」は、強烈でした。
超保守のセダン、そしてつまらないクルマになっていた「クラウン」。
この車体の色をピンクにして、テレビから映し出されました。
このアイデアを出したのが、若手女性社員と聞いて、トヨタは変わる、「もっといいクルマをつくろうよ」は、単なるキャッチコピーではなく、本気だと、当時、思いました。
本は、まだ読み始めて数十ページですが、冒頭の2009年4月1日の会社方針説明会から、感動です。
豊田章男さんの言葉を全文引用したいくらいです。
トヨタが大切にしてきた言葉として、「お客様第一」と「現地現物」があります。
「お客様第一」とは、お客様が欲しがる商品を「買える」と思える値段で出せば、お客様はきっと反応してくれるはずです。
「現地現物」とは、目の前で起こっていることを、「自分事」として捉え、さらに良くしようと努力するためにある言葉なのです。そして、着実に「カイゼン」を続けることによって、自分も楽になり、楽しくなり、周りの人も幸せになっていくのです。
私のような愛知県の者で、トヨタが身近に存在している者にとって、「カイゼン」は当たり前の言葉なのですが、実は知らない方が、たくさんたくさん、いらっしゃることがわかってきました。
とてもショックを受けました。
日産やマツダの方は、当然わかっています。自動車メーカーの方にとっては、常識です。
製造業の方も同様です。
経営の勉強をされている方も、知っていらっしゃいます。(アメリカのMBAで、日本のもので取り上げられるのは、トヨタの「トヨタ生産方式」(アメリカの言い方では、リーン生産方式)と、セブンイレブンの「ドミナント方式」と言われています。)
この本を読み進めていって、感じることがあったら、投稿したいと思います。
明日になるか、一週間後になるか、一か月後になるか、わかりませんが・・・。

このブログを書いたのは、愛知県、岐阜県美濃地方、三重県北勢地方で主に活動をしています、人が辞めない仕組みづくりコンサルタント(特定社会保険労務士)の岡戸久敏です。
(名古屋・西三河・知多の特定社会保険労務士 – おかど社会保険労務士事務所 (https://sr-hokado.jp))




