【「パワハラ予防幹部研修」をしました。】

師走の初日、顧問先の社長のご要望で、パワハラ予防幹部研修をしました。
この顧問先では、最近、長い間、会社を支えてきた社員がお辞めになられています。
また、パワハラ予防の対策をしてほしいという、社員からの意見もあったようです。
また、確かに、厚生労働省は指針でパワハラの予防・対策を求めています。
こんなことから、この顧問先には、様々なご提案をして、実際、取り組みを進められていらっしゃいます。
ところで、社長は、とても社員を大切にしていらっしゃいます。
一番印象的だったのが、遡ること半年以上前、私がうっかりして、”問題社員”うんぬんと言ってしまった時のことです。
この発言に対して、
社長は、「うちの会社には、問題社員はいない。どの社員も大切な社員です。
確かに、能力がうまく発揮できず、辞めていく社員。辞めざるを得ない社員がいるけれど、皆んな、ずっと、私の会社にいてほしい。
だから、問題社員とは言わないでほしい。」
とおっしゃられました。
このお話しに、私は自らを恥じました。
そして、社員を大切に考える社長に共感して、その時以来、”問題社員”という言い方は、辞めました。
さて、話しを戻して、
その会社の幹部の皆さんに、「パワハラ予防研修」をしたのですが、
皆さん、自己ワーク、そのシェア、グループワーク、そして、シェアと、熱心に取り組まれ、素直に発言をされていました。
予備で用意していたワークも含めて、すべて時間内にピッタリ終えられました。
皆さん、幹部同士ですが、普段みられない、感じられない、心の内や特性を知り合うことができて、いい研修になったと感じました。
満足だという、皆さんの様子もあって、私も嬉しくなりました。
研修とか、セミナーは、準備がたいへんですけど、この”やった!”という充実感があるから、やめられないですね。
今日も、感謝でした。![]()

このブログを書いたのは、愛知県、岐阜県美濃地方、三重県北勢地方で主に活動をしています、人が辞めない仕組みづくりコンサルタント(特定社会保険労務士)の岡戸久敏です。
(名古屋・西三河・知多の特定社会保険労務士 – おかど社会保険労務士事務所 (https://sr-hokado.jp)




