【「パワハラ予防」管理職研修をしました】

愛知県、岐阜県美濃地方、三重県北勢地方で主に活動をしています、定着率カイゼン講師(特定社会保険労務士、行政書士)、パワハラ予防士の岡戸久敏です。(名古屋・西三河・知多の特定社会保険労務士 – おかど社会保険労務士事務所 (https://sr-hokado.jp))
7月31日木曜日、名古屋の老舗宿泊業において、「パワハラ予防」管理職研修をしました。
宿泊業は一般的に言って、離職者が多い業界です。
離職が多い理由として、パワハラを始めとするハラスメントがあるのではないか、という課題があったようです。
そんな課題がある中、ご縁から、当事務所に「パワハラ予防」の研修をしてほしいとのご用命をいただきました。
研修は、冒頭からとても和やかで、楽しい雰囲気で進んでいきました。
全員に順不同で、ワーク(個人ワーク、グループワーク)の感想を発表してもらったのですが、前向きなものばかりで、いい感じでした。
感触もよく、大きな気づきを得ていただいたと思います。
また、研修終了時には、大きな拍手もいただいて感無量でした。
今日の研修で感じたこと、改善したいこと、それを思い出して、
そして、この研修で学んだことを、現場で実践し、行動していただき、
より良い職場づくりに役立てていただけると、私としても本望です。
管理職の皆さん、ご清聴ありがとうございました。
私も楽しく研修講師ができました。
理解度チェックシート(アンケート)では、学びの声がたくさんありました。
その中で、いくつかご紹介します。
◎SZさん
・学びとしては、「パワハラの感情は、自身のセルフコントロールから発生する。一次感情をポジティブに保つためには、時間的、精神的な余裕を持つことが必要である。(心のゆとり) 自分の物差しと相手の物差しが違うことが、当然だと理解した。」
・個人として、「相手への御礼と日々のコミュニケーション」はできているが、「仕事に対しての目的やあるべき姿の十分な説明」ができていない。
・明日から「スタッフに対して、もっと時間を費やす」ことを実践したい。
・パワハラについて、「判例や、どれがOKで、どれがOKではないか(パワハラのグレーゾーンを知りたい。)」
→労務管理では、判例や、パワハラのグレーゾーンについて知ることも大切です。
別の機会に、お話しすることができればと思います。
◎INさん
・学びとしては、「自分自身の考え、タイプなどを、客観的にみる、理解する、いい機会になりました。
自分を知った上で、今後、部下やチームに対して、どのようにアプローチするかを考えたいと思います。
・個人として、「コミュニケーションをとること」はできているが、「アプローチや指導をしている時の言葉使い、気持ちの伝え方」に工夫が必要だと感じた。
・明日から「感謝の気持ちを伝えること、承認する、建設的なフィールドバックなど」を進めていきたい。
・パワハラについて、「上司→部下のみではなく、同僚間など、様々なケースについて、知りたい。」
→パワハラの定義の詳細な説明と、判例・グレーゾーンの話しですね。
今回は、”関係の質”を重視してお話ししました。別の機会にお話しできれば、と思います。
◎SMさん
・学びとしては、「自身のエニアグラムによる属性を知り、他者との違いを知ることができた。」
・個人として、「比較的コミュニケーションははかれている」が、「部下をほめることが少ない。」
・明日から「自身だけでなく、リーダーや部下にも、本日の研修内容を伝えていきたい。」
これ以外にも、すべての受講者から前向きな感想をいただきました。
いい職場にするため、継続をして実践していただければと思います。


