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【質問】なぜ社労士になったのか? 

どうして、社労士になったのですか?

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回答

高校生の時、日本史か政治経済の授業だったと思いますが、「労働基準法」という法律ができて、戦前の劣悪な労働環境から労働者の働く環境をよくした、と学んだことが強く印象に残っていました。

前職でもその影響があったのだと思いますが、ある時期から、人事関係の仕事に就いて、同僚の働く環境を少しでも良くしていきたい。そうすることで、間接的ではあるが、組織にも貢献したいと希望するようになってきました。

その当時、既に給与計算業務や労働保険・社会保険の諸手続き業務の経験はありましたが、労働関係諸法令の深い知識はなかったことや、何か資格を持って能力の担保をしたいと考え、更に大学の後輩が社労士になりたいと言っていたことも思い出され、社会保険労務士の資格にチャレンジしました。

仕事をしながら(その当時は、一番仕事をしていた時期)、ほぼ独力で勉強し、3回目で合格しました。

実務研修を受けてすぐに登録し、翌年(平成23年5月1日)、特定社会保険労務士の附記もしました。

結局、人事担当には異動することはありませんでしたが、働く人のお役に立ちたいという気持ちが強くなっていき、労働関係の部署には異動しました。その部署で、労働相談業務、労働講座の企画運営、ワークライフバランスセミナーの企画運営、労働組合調査、認定制度の審査などを経験しました。

労働講座の企画運営では、多くの開業されている社労士さんにお目にかかり、その姿によさを感じていました。

また、社労士の能力を落とさないよう、各種研修を受講し続け、関係する本を読み続けました。

その後、環境法令の許認可業務、指導業務に異動となりました。法令を守ろうとしない事業者の指導にはうんざりしましたが、真面目に取り組んでいる中小企業の事業者さんに対しては、法令に基づく指導・助言はできるが、それ以上のことは何もできないことに辛さ、悩みを感じるようになってきました。

このようないろいろな経緯があって、開業社労士となり、中小企業で働く人たちへ貢献したい、お役に立ちたいという思いが強くなっていきました。

そして、社労士として開業しました。

自己紹介をすると、前職を辞めたのはもったいないとか、不思議そうな顔をされることがあります。

しかし、私が考えに考え、自分の経験から、これからどう生きていけばいいのか、どういう社会貢献ができるのか、自分を活かし、いやなストレスを感じず、楽しくやっていくにはどうしたらよいか、熟慮のうえで決断をしました。

人それぞれ意見を持たれることは、当然のことです。

しかし、私は私です。

このような私を理解してくださり、仕事のご依頼をしてくださる方であれば、全力で、依頼者の方のお役に立てるよう全力で頑張ります。

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この記事を書いた人

岡戸久敏のアバター 岡戸久敏 特定社会保険労務士  行政書士

愛知県知多半島生まれ、名古屋市在住
定着率カイゼン講師、承認ファシリテーター。「承認」研修で明るく快活な職場にして、社員の定着率100%を目指す講師。「承認」で、すべての働く人が活き活きと、幸せそうに仕事をしている。社員が定着して売上が上がり、会社がずっと成長し続ける。そんな社会が実現できるよう、生涯一講師として、日々奮闘中。

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