【名古屋市内の大学で学生に「職業講話」をしました。】
愛知県、岐阜県美濃地方、三重県北勢地方で主に活動をしています、定着率カイゼン講師(特定社会保険労務士、行政書士)、承認ファシリテーターの岡戸久敏です。(名古屋・西三河・知多の特定社会保険労務士 – おかど社会保険労務士事務所 (sr-hokado.jp))
2024年12月13日(金)、名古屋市北区にある名古屋造形大学の学生向けに、キャリア探索プログラム「職業講話」をしました。
題目は、「知っておくとよかった働く時の基礎知識」です。
「正社員とフリーランス(働き方や補償の違い)」「労働条件を正しく読み取るポイント」「求人票の見方、労働条件通知」について、
盛り込んでほしいとのご依頼を受けていました。
そこで、
〇「こんな言葉を聞いたことがありますか」という項目で、
正社員とフリーランスの違い、最近の気になること(闇バイト、就活セクハラ)などのトピックの解説をしました。
〇「働くことの条件クイズ」という項目で、
労働問題の具体的な事例を提示して、「〇・×」の2者択一クイズで、学生さんに考えてもらいました。
〇「求人票(求人申込書)の見方」という項目で、
求人票の見るべきポイントを、具体的な事例(架空の会社)をもとに解説しました。
〇最後に、学生さんの将来に向けて、エールをお送りしました。
学生さんにアンケート記載をお願いしたところ、
〇この講義をどうして選びましたか、では、
・今はネットで調べられる時代ですが、ひとりでは何から調べていいかわからず、資格を持っている方に直接話を聞けるのは、貴重な機会だと思い参加しました。
・来年、4年生になり就職を考えなければいけない時期となったため、働くということについて理解を深めたく、この講義を選びました。
・春から社会人になりますが、周りから内定先の会社はいい会社と言われているが、本当なのかわからないので、いろいろ知りたかった。
・アルバイトをしているが、「働くこと」のついて真面目に考えたことがなかったため、終活が始まる前に、一度確認したいと思ったため。
・キャリア支援センターの方に、この講義を教えていただきました。多くの学生が慢心したまま社会人になるとおしゃっていたので、そうならないように受講しました。
〇今日の学びは何ですか、では、
・自分の中ではできないと思っていたことが、権利としてできることを知ることができた。
また、一番知りたかった給与明細の見方や、どこに注意すべきか、話を聞かないとわからないことを知ることができ、よかったです。
・会社を選ぶうえでの求人票の見方や、社会でかしこく働くための知恵を学ばせていただきました。
・保険(労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険)について、あまり知識がなかったけれど、知ることができた。
内定先の会社に4つともあったので、安心しました。
・アルバイトにも有給休暇があるのは、知らなかった。自分のバイト先に「ここはあるよ。」と言われていたが、例外的なのかと思っていた。
また、フリーランスについて興味があったため、話が聞けてよかった。
・給与明細や労働条件通知書をしっかり読むことの重要性について、学びました。
上記のアンケート結果はほんの一部ですが、すべての学生さんが高い意識を持って受講してくださり、多くの学びを得られたことが伝わってきました。
講師冥利につきます。
また、キャリア支援担当職員からは、
『大変貴重なお話をお聴かせいただき、誠にありがとうございました。
難しい法律のこともわかりやすく簡単に、初対面でも先生との距離を近づける工夫もしていただけたことで、学生も反応しやすく、挙手や質問などもしやすい雰囲気を作っていただけたのだと思います。
身近なアルバイトのこと、求人票や労働条件確認書、給与明細書の見方、正社員とフリーランスの働き方の違いに加え、学生参加型のクイズ(解答しやすい大ヒントもありがとうございます)やアイスブレイクなども取り入れていただき、あっという間の90分でした。
求人票や給与明細書などは、目にしていても記載内容の見方や意味を知らないことが多いですが、わかりやすくご説明いただき、授業では聴けない、働く自分を守る、正に「知っていると助かる働く時の基礎知識」をたくさんお話いただきありがとうございました。
少人数(30数人の学生)ではありましたが、働くことの理解と意識につなげていただけたと思っております。
また、以前から「フリーランスについて知りたい」という学生の声にも応える機会とさせていただけたことにも大変感謝しております。』
との言葉もいただきました。ありがとうございます。
学生さんが、今日の私の話を参考にしていただき、就職活動をするとき、会社に就職したとき、仕事するときのお役にたてられるととても嬉しいです。
これから社会人になると、学生時代とは違って責任が伴ってきます。頑張ろう。
幸せな大人になってほしいと思います。
また、私も、学生の皆さんが、積極的に発言、挙手をしていただき、対話をしながらお話ができたので、とても楽しい時間でした。
将来のある学生さんのお役に立てられることは、とてもうれしいことです。
名古屋造形大学の学生さん、キャリア支援担当職員さん、ありがとうございます。