MENU

愛知県労働協会主催のセミナー「最新改正労働法」を受講しました。

 愛知県知多地域、西三河碧海地域、名古屋南部地域の社会保険労務士 岡戸久敏と申します。

 さて、令和5年5月12日(金)、名古屋市中村区にありますウインクあいちにおいて、愛知県労働協会が主催するセミナー「最新改正労働法」を受講しました。(労働教育事業セミナー | 労働教育グループ | 公益財団法人 愛知県労働協会 (ailabor.or.jp)
 ここ数年の労働法の改正内容の確認と、知識の定着、そして、社労士として、お客様へどのような説明をし、助言をしていけばよいのかのヒントを得るために受講を考えました。

 講師は、著名な弁護士である宮澤俊夫先生でした。既に、愛知県社会保険労務士会でのセミナーで宮澤先生のセミナーを受講しており、その穏やかな話しぶり、丁寧な説明とわかりやすい解説には感銘を受けていました。

 セミナーの内容は、①「高年齢者雇用安定法」、②「育児介護休業法」、③「労働基準法」、④「労働施策推進法」各々の最新の改正となっていました。
 いずれの内容も一通りは了解していましたが、あいまいな知識だったところも多々あり、再確認ができました。

 中でも、④は、事業主のパワハラ防止義務についての追加改正でした。被害者への対応、加害者への対応、具体的に何がパワハラになるかということ、使用者責任などについて、あいまいなところが整理でき、大変良かったと思います。パワハラとは何か、その正しい対応はどのようなのかを、正確に分かっている人は本当に少ないと思います。あいまいな知識で対応すると、被害者を不幸にするだけでなく、必要以上に被害者に制裁を科してしまい、裁判で使用者が負けてしまうなんてことにもなりかねません。個々の事例ごとに、慎重に対応していくことが大切です。

 上司は上司として部下を、部下は部下として上司を、相手をお互いに思いやって、少しでも相手の立場になって考えてみたい(そのように努力したい。)ものです。宮澤先生が曰く、「信頼関係を築き上げていくことが、一番のパワハラ対策」とのことでした。

 質の高い話をお聴きし、しっくりした感触を得ますと、心が洗われ、とてもうれしい気分になります。よいセミナーでした。

 よろしければ、私のホームページ(愛知県知多・碧海・名古屋市南部の社会保険労務士 – おかど社会保険労務士事務所 (sr-hokado.jp) )もご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

岡戸久敏のアバター 岡戸久敏 特定社会保険労務士  行政書士

人が辞めない仕組みづくりコンサルタント。
特定社会保険労務士の岡戸久敏です。

自動車・機械・食品などの 製造業専門で、
3ヶ月で辞める社員が 3年続く社員に変わる、
人が辞めない 人事制度作成代行コンサルティングを 提供しています。

1つだけ事例をお伝えすると、
最近ご相談いただいた西三河のメーカーさんでは、
採用しても 1年以内に辞めてしまう、辞めなくても指示待ちが多い、という状況でした。

多くの会社が“とにかく採用”となる中、まずは社長にインタビューしました。社長とともに、理想の組織を考え、必要な人材像と評価制度を イチから設計しました。
これを起点に、採用・育成・社内体制を見直しました。

その後採用した人材は 3年定着し、今では自発的に動き、現場を引っ張る存在に育っています。

このように、社長インタビューを起点に、人事制度を設計し、採用・育成・社内体制まで 一貫して支援する 人が辞めない仕組みをつくる 支援をしています。

ご訪問された皆様は、もう十分、人が辞めない仕組みはできている と思いますが、気になるなと思われたら、無料診断を。

製造業専門の 人が辞めない仕組みづくり コンサルタントの 岡戸でした。
ありがとうございました。

目次