【トヨタ生産方式は素晴らしいです。】
愛知県、岐阜県美濃地方、三重県北勢地方で主に活動をしています、定着率カイゼン講師(特定社会保険労務士、行政書士)、承認ファシリテーターの岡戸久敏です。(名古屋・西三河・知多の特定社会保険労務士 – おかど社会保険労務士事務所 (sr-hokado.jp))
トヨタ生産方式って聞いて、何を思いつきますか?
トヨタ自動車がやっていること。
では、「かんばん」、「カイゼン」、「アンドン」。
よく聞く言葉です。
当たっています。
「かんばん」と「アンドン」は、トヨタ生産方式を表す。
とても大切な二本柱に含まれる手法です。
トヨタ生産方式と言えば、根底にあるのが、徹底した「ムダ」の排除。
それを表すのが、「ジャスト・イン・タイム」に、人べんがついた「自働化」です。
では、「ジャスト・イン・タイム」って?
後工程が前工程に、”必要なものを、必要な時に、必要なだけ取りに行く”。
“後から前に”が、ミソです。
「かんばん」は、後工程が前工程にこれがほしいと、取りに行く時のメモです。
これで、生産工程を上手く回しています。
「自働化」は、生産ライン・機械にトラブルがあったら、すぐにラインや機械を止める仕組みを言います。
豊田佐吉のG型自動織機から、ヒントを得ています。
不良品を出さないよう、すぐに止める。
「アンドン」から出ているヒモを引っ張ると、ラインが止まります。
そして、徹底的に原因を突きつめます。
ラインを止めたら、職長は「ありがとう」と言います。
いろいろな「ムダ」をゼロにする。
なぜを5回言って、真の原因(真因)を突き止める。
これが、「カイゼン」です。
他にも、平準化、小ロット、可動率、段取り替え、などなど。
・・・いつまでも、終わらないです。
さて、ある勉強会に参加していて、自己棚卸しをしている。
自分がこれまで思っている以上に、「トヨタ生産方式」に思い入れがある。
という事実に、気づきがありました。
それで、何年かぶりに、大野耐一さんの「トヨタ生産方式」を読み始めました。
この本、以前、何度も熟読したのですが、久しぶりだと、また気づきあります。
ありがたいことです。
ところで、写真は、きれいな本です。
この本は、子どもが大学生になった時、「愛知県の人はこれを知っておくべき」と、買い渡しました。
でも、見ていただくとわかる通り、とてもキレイです。
手をつけていませんでした。
(そんなもんでしょう。)
だから、私が代わりに読んでいます。
※著者の大野耐一さんは、元トヨタ自動車工業の副社長。創業者の豊田喜一郎(豊田佐吉の長男)と共に、「トヨタ生産方式」を確立した方です。
※豊田一族の「豊田」は、トヨダと濁ります。
豊田市は濁らない。