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手塚治虫氏の『ブッダ』

2023/05/29

 愛知県知多地域、西三河碧海地域、名古屋市南部地域を営業区域としています、社労士の岡戸久敏と申します。

 私は、お釈迦様が説かれた仏教(いわゆる「原始仏教」)にとても関心があり、自分自身のあり方を見つめたい時に、いろいろな関連する本を読んでいます。NHKの「100分de名著」でも、たくさんの本(経典)が紹介され参考にしています。(100分de名著 – NHK

 ところで、お釈迦様が説かれた仏教は、今生きている私たちがこの苦しみに満ちた今を、いかに幸せに生きていけるか、ブッダ(目覚めた人)にはどうしたらなれるのかを説いています。

 さて、多くの仏教に関する本がある中で、手塚治虫氏の書かれた『ブッダ』は、私にとって大切な本です。内容は、ゴータマ・シッダッタ様(お釈迦様)が生まれ、修行を重ねて、悟りを開かれブッダとなり、涅槃の境地に至るまでを、いろいろな人物とのやりとりや経緯を記して、わかりやすく描いています。

 今回で、5回目くらいの再読ですが、未だに新しい発見があります。

 今回もいろいろな気づきがありましたが、アッサジ様とナラダッタ様の生きざまについて書きたいと思います。

 アッサジ様は、自らの死期を予言できてしまいましたが、その時まで何も苦しむことがなく、日々を淡々と暮らしていました。最後は、予言どおり動物(オオカミ)に襲われて、切り裂かれ食べ物となって死んでいきました。死後は、精霊となって「ブッダ」を見守り続けました。

 ナラダッタ様は、むやみに生き物を殺すという殺生をしてしまったため、畜生になってしまいました。そして、畜生として修業を続け、死期が近づいて悟りを開かれ、「ブッダ」に見守られて死んでいきました。

 私にはこのような生き方ができませんが、深い感動を覚えます。

 自分のあり方に悩まれている方は、手塚治虫氏の書かれた『ブッダ』を読んでみるのも、良いかもしれません。

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