【すごい傾聴】
愛知県、岐阜県美濃地方、三重県北勢地方で主に活動をしています、定着率カイゼン講師(特定社会保険労務士、行政書士)、承認ファシリテーターの岡戸久敏です。(名古屋・西三河・知多の特定社会保険労務士 – おかど社会保険労務士事務所 (sr-hokado.jp))
たった15〜30分の「1on 1」で「人間関係」が驚くほどよくなる
ある方から紹介されて、「すごい傾聴」(小倉広:著)を購入。
この本はとてもわかりやすく傾聴について、書かれています。
サラリーマン時代。10年以上前のことです。
『傾聴は大事です。部下の育成には、まず部下の話しを聞くこと。そのためには、傾聴を仕方を見につけてください。』
と言われました。
そうか、傾聴を覚えないと。
セミナーを受講。
良い本と言われ、黄緑色の本を何度も読み、必死で身につけようとしました。
なんか、わかったような、わからないような。
テクニックに走っているようで、しっくりきていませんでした。
覚えたことを実践しましたが、上手く傾聴できないなあと、ずっと思っていました。
ところが、「すごい傾聴」を読んでみると、あれっ、スーと腹落ちしていくではないですか!
わかる、わかるという感覚です。
本の構成も上手いと思います。
マンガで、スベる傾聴と、すごい傾聴とを対比して提示し、その後で、解説をしています。
この本での「すごい傾聴」の基本スタンスとして、
傾聴の目的、効果、意味は、
話し手が自分で自分を傾聴できるようになり、
自己否定をやめ、防衛的な仮面を外し、素のままの自分でいられるようになり、
能力・活力・魅力があふれるようになること
です。
「傾聴」の鉄則は、
①”いい人”ぶるな、「素のまま」でいろ。
②「言葉」を聴くな、「追体験」せよ。
③「思考」を追うな、「感情」だけを追え。
そして、「スベる傾聴」から脱却して、「すごい傾聴」ができるようになる、23のポイントが書かれています。
例えば、
ポイント1は、どのような「人格」で聴くか?は、
スベる傾聴では、”いい人”ぶる
すごい傾聴では、「素の自分」でいる
ポイント2は、話し手と聴き手の「位置関係」は、
スベる傾聴では、寄り添う
すごい傾聴では、「追体験」をする
以下、23のポイントについて、わかりやすく解説がされています。
ようやく、傾聴がしっくりきて、やれるという気がしてきました。
あと数回読んで、自分のものにしていかます。
良い本をご紹介いただき、ありがとうございます。感謝です。